暮らしのもやもや

何だか暮らしが回らない。
家の中が片付かない。
お金の流れがみえない。
夕飯を作るのが面倒。
家に帰ったら家事で精一杯で子供と遊ぶ時間がない。
そういう”暮らしのもやもや”、いつの間にか蓄積していませんか?
かくいう私も、見て見ぬ振りをしたり、臭いものに蓋をして、やり過ごしていました。
そんな時、手に取ったこちらの本。
「暮らしのもやもやを、整える」。
吉祥寺でカフェ&セレクトショップのcoromo-cya-yaを営む中臣美香さんが掲載されているので、これは読まなくては!と思い手に取りました。
引越しを機に、一部屋まるごとクローゼットにされた中臣さん。
カフェを開店して忙しくなり、「時間をかけられないから、あれこれ服のバリエーションを増やさず、自分の好きなスタイリングだけに絞った」といいます。
確かに・・・
私は服を選ぶときに、”こんな服持ってたからな〜”と違う色やディテール、素材の服を選びがちだったのですが、
本当に気に入っている服は、実は何個もあっていい。襟の形や長さが違うだけのものをいくつも揃えていたほうが実は着回しが効く!と目が開かれる思いでした。
服は、多過ぎても今日何を着ていくか迷い、着ていく服がなくなるというパラドックス。本当に必要な服はわずかなのかもしれません!
この本を読んですぐに、クローゼットの整理をしたのはいうまでもありません(笑)

他にも、
メモすることで”日常のもやもや”の本質を知り、課題を解決していくという、ベストセラー「メモの魔力」の著者、前田裕二さん、
「ものを手放すことは、自分の見栄を手放すこと」という、ミニマリストやまぐちせいこさん。
「時間とお金を見える化」して「今できることを見つけて行動する」するという、丁寧な暮らしぶりで人気の内田彩仍さん。
仕事、子育て、家事、全てに言えることですが、
悩みのドツボにハマると自分を哀れんだり、はたまた周りの人を攻撃したり。
自分のもやもやを客観視して、解決策を見出して実践できる人は賢いなぁと思うのです。
自分のもやもやに重ねてみたり、あるいは知らない世界を垣間見てワクワクしたり。
まだ見てもいない未来に不安を覚えたり、どうせ無理だから、と投げ出すのでもなく、今一度目の前のことにじっくり向かい合おうと思いました。